日本大学法学部野宿研究会
GalleryU| 乾徳山合宿
2010年06月26-27日
一日目
天気が悪かったが決行した。ちなみに乾徳山とは山梨県にある山で、中央線の塩山駅からバスで行ける。
三月にOBの小山さんと行った大菩薩峠の近くである。
ジミーがTOEICを理由に休んだので、澤井と二人で行った。
二人とも体力がないので、かなりの頻度で休みを入れながら登った。
乾徳山は大菩薩に比べるとだいぶ平坦ではあったが、雨が降っていたので足元が悪く、
加えてメガネに水滴がつきまくり、ストレスが尋常ではなかった。
そんな障害を乗り越え、中腹の国師が原にある避難小屋にたどり着いたときはなかなか嬉しかった。
避難小屋に寝袋などの宿泊道具を置き、装備を軽くしてから山頂に向け出発。この頃から霧が出始め、前方数メートルしか見えないような悪天候のなか進んだ。
山頂付近は切り立った岩山のようで、スリリングであった。乾徳山の大きな魅力の一つである鎖場もこの付近にある。
素人でもロッククライミング気分が満喫できるので是非お試しあれ。
そんなこんなでやっと山頂に着く。しかし霧で視界はほぼゼロ、加えて強風と雨、写真を撮り五分もしないうちに降りた。
晴れている日にもう一回行きたいものである。避難小屋に戻り、夕飯の支度をする。支度といってもお湯を沸かすだけ。
飯はカップ麺である。荷物を軽くするための苦肉の策なのだ。ちなみに乾徳山は湧き水(後で細い川の水だったと判明)が出ているので水が調達できる。
しかし避難小屋から給水ポイントまで少し歩くので、雨水を溜めようと悪戦苦闘するも、コップ一杯に満たない量しか溜まらなかった。
結局歩いて汲みに行った。酒を飲もうと思っていたが、疲れきっていたのですぐ寝てしまった。
二日目
早く寝たので七時くらいには起きていたと思う。コーヒーを飲み、下山開始。
ふもとの「檜風呂」の看板を掲げている民宿で風呂を借りる。しかし直前で檜風呂は工事中だから普通の風呂でいいかと言い出す。
そりゃねーよ!と思いつつも広い心で許す。不満を抱きながら入浴代を払い民宿出発。帰宅の途につく。千葉は遠いぜ・・・
著_嶋田